これまで身につける服は、見た目や値段でテキトーに決めていたところがある。
デザインが気に入ったから。値段が手頃だったから。
服を買う理由なんて、それくらいのものだった。
最近は、何も考えず無地の服を中心に無難なコーディネートをしている。
もちろん、それが悪いとは思わない。
自分が気に入った服を着る。それだけでも十分だと思う。
そんな服選びを考え直すきっかけになったのが、お笑いコンビ「カミナリ」の動画だった。
以前、「自分の軸について考えてみる。」という記事でも書いたけど、まなぶさんが服やブランドのルーツを大切にしているという話が、妙に心に残っている。
それまで、服を選ぶときにブランドの背景なんてほとんど考えたことがなかった。
でも、その話を聞いて、自分が身につけるものについてもう少し知ってみたいと思った。
せっかく身につけるのだから、やっぱり理由が欲しい。
それが、安かろうが高かろうが。
何か共感できるものがあれば、それを身に付けたい。
自分がいいと思った背景や価値観を持つものを、自分の身の回りに置きたい。
ただ見た目が好きというだけではなく、なぜ自分がそれを選んだのか。
そこに、自分なりの理由があったらいいなと思う。
捨てられない一本のペン
一部壊れているのに、なぜか捨てられないペンがある。
前職に入社したとき、新入社員研修の最後に上司から「頑張れよ」とプレゼントしてもらったものだ。
今では一部が壊れている。
それでも、まだ使っている。
特別な機能があるわけでもないし、ものすごく高価なペンというわけでもない。
今ならもっと使いやすいペンはいくらでもあると思う。
でも、なぜか手放そうとは思わない。
そのペンを見ると、前職で働いていた頃を思い出す。
大変だったけど、頑張ってたな。
そんなことを思う。
きっと、ペンそのものだけに価値を感じているわけではないんだろう。
誰から、どんなときにもらったのか。
そのペンと一緒に過ごした時間や、当時の自分の思い出。
そういうものが重なって、僕にとって大切な一本になっているんだと思う。
たぶん僕は、こういう「背景のある物」が好きなんだと思う。
服にも、選ぶ理由があっていい
ペンのように、思い出が詰まった物。
一方で、これから新しく買う服には、まだそんな思い出はない。
でも、その服が作られるまでには、きっと何かしらの背景がある。
ブランドが生まれたきっかけや、長く大切にしてきた考え方。
どんな人が、どんな思いで作っているのか。
そうした背景を知ったうえで選ぶことができたら、今までとは少し違った気持ちで身につけられるんじゃないだろうか。
もちろん、歴史が長いブランドだから良いとか、高価な服だから価値があるという話ではない。
自分がその背景や価値観に共感できるかどうか。
そこを大切にしてみたい。
見た目や値段だけで選んでいた頃とは、少し違う服選びができる気がする。
自分が惹かれるものを知りたい
ここで、少し見た目や値段だけで服を選ぶのをやめてみようと思う。
じゃあ、自分はどんな背景を持つブランドに惹かれるんだろう。
職人の思いがこもったもの?
長く受け継がれてきたこだわり?
それとも、デザイン?
まだよく分からない。
そもそも、これまでブランドを意識して服を買った経験がほとんどない。
だから、自分がどんなものに共感するのかも、まだはっきりしていない。
もしかしたら、実際に調べてみたら思っていたものと違うかもしれない。
逆に、これまで興味のなかったブランドに惹かれることもあるかもしれない。
それも含めて、少し楽しみだったりする。
まずは気になったブランドについて調べてみる。
そして、実際に店にも行ってみようと思う。
一人でお店に行くのは勇気がいるから、妻に付き合ってもらおうかな…。
すぐに何かを買う必要はない。
どんな背景を持つものに自分は惹かれるのか。
自分の好みを少しずつ知っていきたい。
服選びを考え直すことは、自分が何を大切にしたいのかを考えることにもつながる気がしている。
まだ答えは出ていないけど、まずはそこから始めてみようと思う。

コメント