記録をやめたら、投資家じゃなくなっていた

投資の考え方

200万円 → 380万円 → 600万円弱 → そして、380万円。


「2024年1月〜2026年9月の資産推移」

これが僕の2年間です。

最後の1行は、たった1銘柄の信用取引で起きました。

■ このブログを始めた理由

こんにちは。これが僕にとって最初の記事になります。

今回は、僕がなぜブログを始めようと思ったかを書いてみようと思います。

それは、自分の投資記録を残したい、きちんと考えたうえで投資をしたいと思ったからです。

なぜそう思ったのか。少し長くなりますが、この2年間のことを書かせてください。

■ 記録をやめた話

実はこれまでも、別のサービスで投資の記録記事を書いていました。

でもいつの間にか辞めてしまった。というか、書くモチベーションが消えてしまった。

理由は、はっきりしています。

コメントや「いいね」が付きはじめて、失敗を隠したくなってきたから。

失敗にこそ学びはあると思うけれど、それを投稿するのが嫌になってしまった。

そうして投資の記録や振り返りは無くなっていき、いつの間にか感覚を頼りに投資をすることが増え、いつの間にか自分はギャンブラーに変わっていました。

今思えば、ここが分岐点でした。

■ 200万円から始めた個別株

2020年からS&P500やオルカンのようなインデックス積立を始めて、資産は順調に増えていきました。

でもやっぱり、そのスピードはそれほど早くない。

「あー1億円貯めたいなー」なんて漠然と思っていたけども、インデックスじゃ何年かかるか分からん。

そこで、2025年1月から個別株投資を始めました。

軍資金は200万円。コツコツ始めて、時々ストップ高する銘柄もあったりして、1年で+90%を達成。

このまま2年目も突っ走っていくぞ!という気持ちを持ってスタートしたのも束の間。

当初200万円だった資産は、2026年6月には600万円も目前まで来ていました。

■ しかし、ここから転げ落ちます

もっと手っ取り早く稼ぎたくなった僕は、禁断の銘柄『キオクシア』に手を出します。

もちろんこの時、現物では買えないので信用買いで。

数回取引して、1日で10万円、20万円なんて利益を出すこともありました。

これで味を占めた僕は『キオクシア』の信用買いを続け、下がってもまた上がる。そんな根拠のない考えで『キオクシア』を触り続けました。

これまでで200万円を倍以上にできていたのもあり、「100万円くらいは負けられる」と強気に出ている自分がいました。

■ 損切りができない

しかし、含み損が100万円に到達した時、損切りができない…。

すごい上昇を見せた銘柄だけに、また株価は戻るとお祈りするようになっていました。

そうして、含み損は100万円を超えギブアップ。

一連の取引で失ったのは、トータルで220万円。

2年目に積み上げてきた利益は、まるごと消えました。

一体、何をしているんだ僕は…。というなんとも虚しい気持ちになりました。

1. 記録をやめた時点で、投資は終わっていた

失敗を隠したくて書かなくなった。書かないから振り返らない。振り返らないから、感覚で判断するようになった。ギャンブラーになったのは、その結果でしかない。

2. 危ないのは、負けている時じゃなかった

負けている時は誰でも慎重になる。「200万を倍にできた」という成功体験こそが、100万を軽く見せた。

3. 自分のやり方には「時間」が必要だった

僕が本来やっていたのは、まだ注目されていない銘柄を見つけて、市場が気づくのを待つやり方。信用取引は、その”待つ”を奪う道具だった。 手法と道具が噛み合っていなかった。

4. 「100万円くらいは負けられる」と思った時点で、もう負けていた

これは金額の話ではなく、姿勢の話です。

そして記憶は、都合よく書き換わります。「あれは仕方なかった」「相場が悪かった」と。

だから今度は、判断した瞬間に書き残しておくことにしました。

• 買う前に、なぜ買うのかを

• 買う前に、どこで降りるのかを

• そして結果が出たあとに、仮説は正しかったのかを

前回は、失敗を隠したくなって書けなくなりました。

だから今回は、最初から失敗を書くための場所にします。

このブログは、そのための記録です。

※本ブログは個人の投資記録であり、特定銘柄の推奨や投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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